会社の健康診断。
事前記入の問診票、褒められるのは喫煙しない事くらいで、運動不足・間食・飲酒とマイナス要因は多いけれど肥満ではないし、怖いことはナイ。
しかし。狭い健診車の中で心電図のためにストッキングを脱いだり、胸部レントゲンのためにブラを外したりしなきゃならないのは面倒くさいので、嫌いな年中行事ではある。
もう少しオバサン力がついたら、車の中を男性のように上半身裸で動き回れるのかしら。……いや、無理だわ。
懸念は視力。「その眼鏡で運転しちゃダメだよ」と叱られてから、ちょっと苦手。今回もうっかり事務仕事用のメガネで検査を受けてしまって、去年より視力がメチャ下がりしてしまった。泣きの１回でメガネを替えさせて貰ったら、去年より上がってしまった。カンが冴えたのかも知れないけど。
視力検査用、通常(運転や映画鑑賞)用、事務仕事用とサングラス。読書は裸眼。それぞれ使い分けている。同世代でコンタクトレンズの人は、つけっぱなしで全部見えるのかしら。素朴な疑問。
検査結果は一月先くらいかな。見るだけ見て終わりだから改善はされず、年々悪くなるのだろうが。しょうがないわな、歳をとっているんだから。
運転しながら『大地讃頌』を熱唱した話をしたところ、「事故がなくて良かった」と言われる。
ちょっと考えてから、納得。ドライブレコーダーの記録を見られる羽目になった時に、大きな口を開けて歌っている姿を見られるのは……うん、嫌化も。まだ羞恥心はある。
車を買い替えたばかりの頃は、これを意識していたのだけれど、この頃はちょっと緩んでいた。
そうね、私が事故を起こさなくても、前の車や対向車が録画しているわけだから、何かの時に「おばさん、気持ち良さそうに歌っているねwww」とさらし者になるかも知れないのよね。そこまでは映らないかも知れないけれど、今時のカメラの解像度は侮れないかも知れないし……。
会社の営業車は全車ドライブレコーダー搭載。「迂闊に鼻も穿れないよな」と話しているのを聞いたりする。車の中なんてプライベートな空間という認識だったが、常に人目を意識しなくてはならなくなったのか、今どきは。
せめて「歌っていたせいで注意が散漫になって事故を起こした」と言われないようにしなくては。
卒業ソングとやらがテレビやラジオから流れてくる季節。職場の雑談の時に若手が何やら言っていたが『仰げば尊し』世代なので、ピンと来ない。今ではあまり歌われないと聞くけれど、私たちの時代でも「我が師の恩」は時代錯誤と言われ始めていたような気もする。
美しい旋律で好きな曲だし、やはり卒業と言えばこれ！と思いつくけどな。
今朝のラジオで『大地讃頌』が流れた。タイトルを聞いて「ああ、これ！」と。卒業ソングだわ、歌ったわ。懐かしい！
ピアノの前奏が流れたら、当たり前のように歌詞が出てくる。運転しながら熱唱してしまったよ。
パートはアルトだったのか、加齢か。１番の高音は裏声でもキツいけれど、思い切り声を出して何だか清々としたなぁ。
『仰げば尊し』のくだり、「わがしのおん」を一括変換したら「和菓子の音」と来た。どんな音だ？
チューリップの球根を買うときに、目に止まって買った球根。ミニ水仙。クロッカスの鉢に雑に植えておいたのが咲いた。
小さい！
ミニと言うのだから小さいのは当たり前だけれど、クロッカスと変わらない大きさとは。
これは。前に買ったミニ植木鉢にジャストな大きさではないかしら。花が終わったら植え替えてみようかな。
