歌舞伎通ではない私の参考書。粗筋を知っておくと、イヤホンガイドが無くても台詞が分かるような気がする。
『神霊矢口渡』
娘役の大役、と言うので梅枝さんに注目。粗筋を読んだ印象とは違って、前半の亀蔵を口説きまくる場面はコミカルで可愛いらしくて声を出して笑ってしまう。
しかし一目惚れした男の為に命を投げ打つなんて。とっても情熱的というが、歌舞伎的。
『本朝白雪姫譚話』
とにかく玉さまが美しい。声も姿も。出番が少な目かしらと物足りなく思ったけど、童話でもそうだったかも。出ずっぱりの児太郎さんの母親役に笑わせていただきました。
ディズニー色が濃いのが気になったり笑えたり。狙っているのか。台詞もほぼ現代語で、“誕生日”なんて言葉が出て来たりして。天正時代の設定だそうだが……。
化粧衣装は歌舞伎で、台詞は現代語で、笑えるポイントがあって。花組芝居を懐かしく思い出してしまった。また観に行こうかなぁ。