鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

020610 我が手に拳銃を

 先週末は横溝正史を読んで過ごす。『本陣殺人事件』『幽霊男』『夜歩く』『悪魔の寵児』、何れも再読。読んだ後はちょっと戸締まりが気になる(笑)。
 青酸カリを盛る、麻酔薬を嗅がせる、凶器の日本刀や拳銃……。昭和20年代だと戦争の時の名残でこんなモノが手に入れやすかった時代だったのだろうかね?
 令和2年も拳銃を手に入れやすい時代なのかなあと、痛ましい事件のニュースを見て思ったりして。
 で、拳銃と言うワードから思い立って読み返したのが、タイトルに揚げた高村薫氏の作。時代は40年くらい前か。ここでは一丁100万とか150万とかだった(40丁盗んで6000万で売り捌くと)ので、これが相場だと長く思っていた私はニュースを見ながら子供がどうやって手に入れたものかと驚いたりして。
 『我が手…』の次は『李歐』を読み返してみるかな。