鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

040313 新しい苦行

 眠っている時に見る夢は、大体悪夢。大なり小なりの困難に遭って、迷ったり困ったり泣いたりして、窮まったところで目が覚めるパターン。
 今回は初めてのタイプの困難だった。ジャンルは「おもてなし」 。
 父の弟妹達が揃って我が家を訪問するので、夕食を振舞えと言うミッション。古い家の台所で、その頃は居た筈の家族がおらず、一人で準備をしなくてはならない。週末に買い出しに行く積もりで冷蔵庫はスカスカ。鶏肉と卵と葉三つ葉と、常備の根菜くらいしかない。お弁当用の冷凍食品を使うわけにもいかず……。
 前菜に鶏肉と三つ葉の和え物、汁物は三つ葉のかきたま汁でいいか。浅漬けがあって水菓子は甘夏を剥いて……。肝心の主菜と副菜が無いな。ああ、先に米をとがなくちゃ。
 小鉢はどこに仕舞ってあったかな。客用の塗箸や茶碗と汁椀と、箸置はどこだ?お茶菓子も無いな。もう、時間が無いし。
 この辺で終了。
 目が覚めてから、まずはスーパーに食材を買いに行くべきだったなと考える。いっそ惣菜を買ってくるとかな。
 そもそも弟妹、一人を残して皆亡くなっているではないか。揃って来るわけが無かった。ちょっと安心。
 これがお盆の前だったら、しっかりお供物を用意しなくちゃと、何かの啓示だと思うところだけど。
 お彼岸は近いか。牡丹餅と赤飯くらいは用意するかなぁ。
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