鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

011022 絵巻物のような

 休日だがテレビはタイマーで、いつも通りに朝の情報番組を映し出す。二度寝に入って夢うつつで、今日の式典について聞いたり見たり。そのまま寝たら、さぞ雅やかな華やかな夢が見られたかも知れないが、起き出して片付けものを少しばかり。座敷にホットカーペットを出して、夏物の座布団をしまう。

 午後からはテレビ。各局ともワイドショーは平成の時の映像を流したり、仕来りや歴史、衣裳についての情報などを披露。セットも華やかで賑やかにしていたが、お祭り騒ぎとは違うトーン。
 儀式の中継に入ると、余計な効果音もBGMも無く。実況の言葉数も減って。見ているだけなのに息が詰まるような緊張感。厳粛。
 
 厳かとは無縁な暮らしをしている庶民なので、あまりにも静かなので、咳をしたくなったらどうしようなどと下らない心配をしてみたりして。