鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

050312 塩分糖分

 晴天ではないけれど暖かい休日。おつかいものの饅頭を買いに出掛けた。少し遠い方の、駐車場に入りやすい店舗に向かう。

 梅は終わって早咲きの桜や木蓮が咲いていて華やかだ。色が濃いのは海棠かな。

 目線を下げれば菜の花の黄色と、ホトケノザの赤紫色。良きかな良きかな。

 道端で話し込んでいる爺様婆様も長閑な景色の一部だ。

 低い石垣に腰掛けた小学校低学年くらいの女の子の二人連れ、おやつタイムのようで楽しげだ。和むなぁと思いつつ信号待ちで止まる。

 彼女らの足元にミニチュアダックス。少女と仔犬、癒やしの風景画の題材になりそうだ。犬も女の子たちを見上げて大人しくしているな、と思ったら。

 女の子が自分が食べているおやつを犬に与えていた。え、それは…じゃが○こですよね。犬のおやつでは無いですよね。塩分糖分油分、人間用の味がついてますよね。

 ついガン見してしまった。女の子には変なオバサンだと気持ち悪く思われたかな。

 子供でペットに人間の食べ物を与えてはイケナイと知らないのかな。教えて上げたいけど大きなお世話だろうなあ。

 親御さんも無頓着で家でも食べさせているのかも知れないけれど、親の目が無いから与えてしまったのかな。

 いつか犬が腎臓などを病んだ時に、自分の愚行を思い知ることになるのだろうなあと思いつつ、糖分たっぷりの饅頭を買いに行くのだった。