鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

020705 血脈

 叔母から宅配で焼酎が届いたので、お礼の電話をする。コロナ禍でシルバーの仕事もないし、友人がどんどんデイケアセンターに通い出したとかで、話相手が無いんだろうな。長い電話になる。
 普通は娘や息子に相手をさせるのだろうが、まあ、親子関係も色々だから。私だって酒で釣らなくても話相手くらいするんだけどなあ(苦笑)。
 淡々と癌が見つかったと言う。背中が痛くて病院に行ったら小さいのが見つかった、と。3つめだ。私も2つだし、体質が似ているのかな、この叔母とは。
「(患部は)どこ?」と訊ねたら
「聞かなかった。治す気ないもん」だと。
「独り身だから、入院とか手術とか言われたって無理だよって言ったら、先生も黙っちゃった」だと。
 思い切りが良いわ。私もその齢になれば抗癌剤を断ろうかどうしようか、なんて迷わないかもなあ。
「痛くも苦しくもないから放っておく」と言うが、背中が痛くて病院に行ったんじゃなかったかね?
 背中、胃の放散痛かなと思ったが、胃は癌で切除している筈だし……。年齢から進行は遅いだろうけれど。姉である母はオツムは駄目になったが身体は健康なのに、姉妹でこうも違うものかな。
 従姉弟達には言ってないそうだが、緊急連絡先くらい身に着けておいて欲しいよ。