着やしないのに「取っておく」衣類、何もしないのに「何かに使う」布類、ただの布類ゴミとしか思えない。色の変わったタオルやシーツ、合わなくて肩がこる枕……。
こんな物は捨てても良いだろう、と廃棄作業に取り掛かる。積み上げられた段ボールの中から、私が捨てた筈のハンカチとか下着とか。未就学児だった頃に縫ってもらった着物の端切れとか、かなり混沌としている。
こんな物が発掘されて、つい読んでしまった。昭和45年の婦人雑誌の付録。一人分10ー90円だって。物価がよく分からないけれど、節約おかずなんだろうな。
なぜか『さかなとほうれん草のフローレンス風』『わかさぎのエスカベージュ』『かつおのディアブル』……やたらカタカナ多し。ご馳走感を出すのかしら。
アベック弁当『結婚後初めての行楽に』。行楽って言う語感が時代だなぁ。そもそもアベックも死語か?
そのサンドウイッチの中身、私には遠慮したいものが続々。タラコとレモン、練り雲丹とかまぼこ、カツオの塩辛と炒り卵、たたみいわしと紅しょうが……美味しいのか?
何かのTV番組で昔のレシピ本を再現してアリかナシかを判定するってのがあったが……さて?
ちょっと面白いのでじっくり読んでみるかな。こういう事をしているから片付かないワケね。