鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

030707 お裁縫が上手になりますように

 七夕。雨は降っていないが星空は見えず。この夜に降る雨は、年に一度の逢瀬が叶わなかった二人の流す涙なのだそうだが。曇りは会えるのか会えないのか……不機嫌なのかしら。
 織姫と彦星、私は子供ももうけている夫婦だと記憶しているが。先日何かの舞台挨拶で人気俳優が「織姫は居ますか?」とかなんとか質問されていた。それは「(公称独身だけど)妻帯者ですか?」と聞きたいのだろうか、「お子さんは居ますか?」とか。大胆だなーと思ったのだが。
 もしかして最近の絵本では二人は恋人同士の設定なのかしら。国によっても地方によっても、時代によっても。何通りかあるものなのかも知れない。もう神話や伝説ではなくて、童話や絵本のような感じなのかも。
 さて五節句の七夕、索麺を食べる風習がある(らしい)。細い麺が糸をイメージするからかしら。織姫に肖ってお裁縫が上達するように祈願したりもする、らしい。裁縫を日頃しない身なので、一度もお願いしたことは無いが。
 裁縫の上達を願うと言って、そもそも織姫は裁縫ではなくて機織り上手だったんじゃないかな?織女なんだから。布を織って更に着物を仕立てるまでが上手だったのかしら。現代の日本では機織りをしている方も極々少数に違いないので、時代によって変化して来たのかな。
 よく分からないが。機会があったら何かで調べて見ようかな。
 牽牛さんと織女さん。会えなくても涙は堪えて欲しいなぁ。雨はもう十分だわ。