鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

20190726 後悔先に立たず

 知人のご親族の話。
 高齢の男性だが、健康診断で要精検になり、総合病院に行ったのだとか。画像診断で小さな腫瘍が見つかり、悪性腫瘍の可能性があるからと、紹介状を貰って大学病院へ。精査するとやはり悪性腫瘍だったが、患者さんは元気だし、「良く見つけましたね」と言うほど小さな初期の腫瘍だったらしい。
 手術をする事になったが、なぜか何ヶ月も先にされたと言う。ごく初期だし高齢だと進行も遅いと言うし、何より先生が言うことだし……と思っていたそうだ。
 しかし。開腹したら、進行どころか転移もしていて、もう出来る事は無かったのだそうだ。
 予想以上に早く進行してしまったのだろうが、そもそも何で直ぐに手術をしなかったんだろう。素人としては疑問だ。知人は誤診だと疑っているが、聞いた話だけでは何とも……。
 ただ、治ると思って手術に臨んだ患者さんがお気の毒。