鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

011013 嵐の後の、

 目が覚めて「暗いなあ、天気悪いのかなあ」とぼんやり思うが、雨風対策で雨戸が閉めてあったのだった。庭木が折れたり葉が散らされたりの大荒れなんだろうな、大仕事が待ってるな、と。覚悟して開けてみたら、良く晴れていて。散らかり方もさほどでもない。有り難くも拍子抜け。

 昨日は朝からあちこちの自治体(3つ届く)からの注意喚起や避難勧告だのの通知がスマホに届いている。雨は時々強く降るが、風はあまり強くない。波の音は大きいので荒れているのは分かる。
 どうなるのかと思いつつする事も無く。昼頃にメイグイ姐々とちょこっとライン。状況報告を交わす。
 テレビをつけっぱなしにしているので、じわじわ接近して来るのも分かる。無駄に不安。
 薄暗くなった頃、哥哥が庭に出て行った。満潮時刻が近付いたからかな。

 万が一、万が一避難所に行く事になったら、食事はして行った方が良いだろうと空腹感が無いまま早目の夕食。空腹感が無いのは朝から動いていないのと、やはり緊張しているからだろう。お風呂も済ませた方が、と思うが停電が怖くて諦めた。
 後は避難指示が出たら決断するだけだなと思いながら、じっとしている。
 
 6時半頃、5人でグループラインが始まる。私が一番西部に住んでいるので、最前線だ。あーだこーだとやり取りをしていると、かなり気が紛れる。話題は台風なのだが。風の音は激しくなっているというのに、リラックスしていくのがわかる。
 朝から不安と緊張で、誰とも口を利かずにいたわけだから、ストレスがたまっていたんだろうな。台風が上陸する頃、これからが本番と言う頃はポテチを食べていた。リラックスして空腹を覚えたのだ。現金なモノだなぁ。

 11時過ぎまで続けたので、ニュース速報よりライブ感があった。
 私のエリアの風がおさまってから、1時間ほどで次の人のエリアで「静かになった!」と報告。時速を考えるとほぼ距離と一致していたりとか。
 地震があったり停電があったり。川の氾濫で「避難指示が出た!」とは二人から。時差があったのは右岸左岸の違いかしらと考えたりとか。実際に避難した縁者がいる人も。

 結果としては、全員無事で。それが何より。