鳳仙花の日記

ゆるゆるとした身辺雑記

050408 こんなに痛いものだとは

 花まつり。近所のお寺さん、昔は本堂の前で誕生仏を拝めるように設えてあったので、ちょっと手を合わせに行くかと軽い気持ちで覗いてみたら、お釈迦様は本堂の中であった。靴を脱いで中に入るのはちょっと気が引けるので(近所の人に会うのも面倒だし)、階段下から見上げつつ合掌。

 季節毎の花が綺麗なお寺さん、参道には桜の花びらが積もっていた。

 石楠花も綺麗でびっくり。大きな木があるの、知らなかったな。

 で、さて。歯医者の予約時間が迫っているので出掛ける。詰め物が取れた所は前回治療したので、今日は口内のおそうじ。歯石取りだ。

 むかーし他の歯科医院で治療のついでにゴリゴリやられた事があったので、その程度の事ならわざわざ別の日に行くほどのものかね?と思いながら出向く。

 いや、わざわざするようなことでした。ゴリゴリが始まったので、手作業で引っ掻いているのだな、と思う。次に何という機械なのか、歯を削るのとは音が違う。グググ…と言うような。口を漱ぐと少し出血している。

 次に水を使っていきますね、と。何かまた違う機械だが、これが痛い。チーーンというような高い音がして、何かで歯石を削っているのだろうが。前歯の時はもう手を握りしめて堪えなきゃならないほどに痛い。口の中は鉄の味がしているし……。けっこう出血しているぞ、これは。

 それぞれの作業を繰り返して、ぐったりした頃に終了。虫歯の前段階が一本あるので様子見。そろそろ歯槽膿漏などにも気を付けるようにと言われる。

 意外だったが歯磨きに力を入れ過ぎていると指導された。歯茎もいっしょに擦るので、歯茎が下がって来ているのだとか。前の先生は「まぁ、加齢ですから」で片付けてたぞ。

 半年に1度くらいは来て下さいと言われる。あの痛いのをやるのかと思うと気が重いが、マメに手入れをしていればこんなにキツくはない……に違いない。

 しかし、歯石を取るのがこんなに痛いものだとは知らなかった。今まで治療前の問診票「歯科治療に恐怖感はあるか」に「無い」と回答していたが、次からは「怖い」と書いてやろうかと思っている。