連休明け、怒涛の一週間が終わり。いつもなら廃人になる土曜日だが、お出かけなのでキチンと早起き。……雨だな。
メイグイ姐々とデート。ここ数回は毎度雨。どちらかが雨女なのか?今更の気付き。
気になっていた展示を観に美術館に行くのだが、往復¥3000かけてそれだけと言うのも勿体無くて(ケチなので)、他に近くで何か…、と。
映画を観ることにした。地元では公開していない作品なので丁度良いかなと。タイトルでメインがシェフなのね、と。ポスターでコメディなのね、と。それだけの知識で鑑賞。
大正解。楽しく笑えて、でも考えさせられる事もあり。大団円でも無いところが現実味がある。良い映画を観たな、という満足度が高い佳作だった。
さて、美術館。18.19世紀頃のボタニカルアート。見慣れた野菜や果実だけれど、現代とはちょっと形が違うのが興味深い。博物画のようなペン画も好きだけれど、鮮やかな色彩が楽しい。細かな筆致で厚みを感じるのに水彩画が多くて、水彩画なら自分にも描けるのでは……などと身の程を知らない事を思わせる。
そう思ってしまう人に向けてであろう、物販コーナーには水彩画入門、花の刺繍の本などが用意されている。図録は買うと決めていたが、植物の雑学本、画集……。朝ドラで話題の牧野博士の文庫本とか。「全部頂戴」とか言ってみたいなあ、もう。
美術館もミニシアター系の映画館も、もう少し近くにあるとなぁ。良いんだけど。
最後に夕食。クラフトビールで乾杯してから、今日のあれこれをだらだら喋る。前回くらいから復活したデート飲酒。やはり良いな。世の中が元に戻りつつあるのをしみじみ感じる。
初めて行く姐々サーチのお店、お通しの地場野菜と、ハウスワインが抜群に美味しかった。蚕豆、いつも茹でているけれど、鞘ごと焼くの美味しいな。今度やってみよう。
まぁ、思うだけで水彩画も焼き蚕豆もやらないだろうな。私の事だから。